――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  多くの米小売業者が予想を下回る売上高を報告し、2018年12月の小売売上高が2009年以来の大幅な減少となったことを米商務省が嘆いていた2月、米小売り最大手ウォルマートは年末商戦が前年に引き続き堅調だったと発表していた。2-4月期(第1四半期)の利益が予想を上回り、年末までの見通しも良好となるなど、同社の勢いは2019年も衰えていない。  ウォルマートが16日発表した第1四半期決算は、1株当たり利益(EPS)がアナリスト予想の1.02ドルを上回る1.13ドルだった。