日英の携帯電話サービス会社が中国の華為技術(ファーウェイ)のスマートフォンの発売を延期した。米国がファーウェイへの部品などの輸出を規制したことから、同社製端末の性能に悪影響が及ぶことが懸念されるためだ。  先ごろアップルを抜いてスマホ販売で世界2位に浮上したファーウェイは、米国の規制が事業に大きな影響を及ぼすことはないと主張している。だが米国の制限は半導体や基本ソフト(OS)にとどまらない。アルファベット傘下のグーグルは、輸出認可を得なければファーウェイ新機種にアンドロイドをライセンス供与できなくなるが、認可取得は難しそうだ。