日英の携帯電話サービス会社が中国の華為技術(ファーウェイ)のスマートフォンの発売を延期した。米国がファーウェイへの部品などの輸出を規制したことから、同社製端末の性能に悪影響が及ぶことが懸念されるためだ。先ごろアップルを抜いてスマホ販売で世界2位に浮上したファーウェイは、米国の規制が事業に大きな影響を及ぼすことはないと主張している。だが米国の制限は半導体や基本ソフト(OS)にとどまらない。アルファベット傘下のグーグルは、輸出認可を得なければファーウェイ新機種にアンドロイドをライセンス供与できなくなるが、認可取得は難しそうだ。KDDIとソフトバンクは22日、米国の規制措置の影響を測るためとして、今月予定していたファーウェイ「P30 lite」の発売を延期すると発表した。NTTドコモは「P30 Pro」などファーウェイ新機種の予約受け付け停止を検討していることを明らかにした。
ファーウェイのスマホ新機種、日英の通信会社が発売延期
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