「家族会とか当事者会とかの枠を決めちゃうと、そこに来れなくなってしまう人たちがいる。みんなの入りやすいテーマなどの枠に合わせて、毎回色々と変えてもいいのではないか、というスタンスで開いているだけなのです」(A子さん)

 会の終了後には懇親会も行われ、話が終らずに朝まで飲み明かすこともあったという。

「居場所の次」も大事
落語を楽しむ参加者たちも

 A子さんは、「居場所の次」も大事だと考え、簡単な社会参加の場もつくりだしている。最近では、落語講座やバーベキュー大会、「ひきこもり合コン 合コンを体験する会」なども実施した。「落語にだけは関わりたくない」と抵抗する当事者もいたが、実際に参加してみればそんなことはなく、壇上に上がって落語の小話をしたり聞いたりするのを楽しんだという。

 次回は、6月14日にホームページ作成講座、28日に交流会が予定されている。申し込みは、会のホームページ上にある電話、またはメール、ラインで。

(ジャーナリスト 池上正樹)

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