ドナルド・トランプ米大統領は30日、ロシア疑惑を捜査したロバート・モラー特別検察官が前日の会見でトランプ氏への責任追及を議会に委ねる判断を示したことを受け、モラー氏への攻撃を強めた。トランプ氏はホワイトハウスで、モラー氏は「正真正銘の『ネバー・トランパー』(反トランプ派)で、ドナルド・トランプが気に入らない人物だ」と語った。弾劾の可能性を巡っては、「私は(選挙介入と)全く関係がない。犯罪はなかったのだから、(弾劾が)あるとは思えない」として否定的な見方を示した。民主党主導の下院は目下、トランプ政権に対する数々の調査を進めており、約40人の民主党下院議員が弾劾手続きに着手すべきとの考えを表明している。
米大統領、モラー氏は「反トランプ派」 会見受け攻撃強める
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