【香港】香港立法会(議会)は、中国本土に容疑者の身柄を引き渡す「逃亡犯条例」改正案の審議を14日まで中止する。反対派は週末の大規模デモを呼び掛け、香港の住民を中国法にさらす措置に対抗する圧力を維持しようとしている。  立法会は12日から改正法案を審議する予定だったが、デモが庁舎の周囲の道路を占拠し、警察が催涙ガスやゴム弾を使用する事態に陥り、延期を余儀なくされた。  梁君彦(アンドリュー・リョン)立法会主席は13、14両日の審議も中止したが、理由は説明しなかった。審議再開のめども示していない。 。