【ワシントン】米上院は20日、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)への22件の武器販売を阻止する決議案を可決した。トランプ政権と中東の友好国との緊密な関係にとって、さらなる打撃が加わった。  これら武器は80億ドル(約8600億円)余りに相当。先月、トランプ政権が議会の審査プロセスを回避する権限を行使して承認していた。当時、マイク・ポンぺオ国務長官は、イランとの緊張の激化で迅速な武器販売が必要だと主張していた。