「ファミマドンキ」はどう変わったか?
「ファミマドンキ」はどう変わったか? Photo by Shinji Moriyama

「ファミマドンキ」は変わったか――。鳴り物入りでオープンした、ドン・キホーテとファミリーマートのコラボ店。2018年6月に都内に3店をオープンした。コンビニの新しいカタチを示す店舗などと期待された店舗だ。オープンから1年がたち、訪問した「ファミリーマート立川南通り店」はドンキ流の変化対応力が随所に見られた。(流通ジャーナリスト 森山真二)

随所に変化が見られる
ファミマドンキ「立川南通り店」

「ファミマドンキ」は、ファミリーマートをベースにドンキの商品を導入した「コンビニとドンキ」の融合実験店で、立川市の「立川南通り店」ほか、目黒区の「大鳥神社前店」、世田谷区の「世田谷鎌田三丁目店」がファミリーマートから衣替えして実験を継続中だ。

 訪問したのは平日の午後2時だというのに、駐車場はほぼ満杯状態だ。通常、コンビニは平日のこの時間帯は客足も落ち着くが、入店客が多い。「これは期待できそうだ」と早速店内に入る。

 コラボ店の商品数は、通常のファミマの品ぞろえにドンキの商品数約2800品目を付加し全体で約5000品目まで増やして、立地ごとのニーズを調査している形である。

「立川南通り店」は、オープン当初の様子とは少し違う雰囲気が漂っていた。

 オープン当初は、陳列什器もそれほど高くないと感じたが、訪問した日は、いくつかの什器が天井近くまであるものに代わっているようで、なんとなく、あのレギュラードンキの圧縮陳列、雑然とした雰囲気が強くなってきた印象を受けた。

 冷蔵ケースにはファミリーマートのプライベートブランド(PB)の総菜シリーズ「お母さん食堂」があったり、ファミチキなどといったカウンター商材があったり、はたまた、日用品の売り場、菓子売り場がドーンとあるなどオープン当初からの基本線は変わっていない。