
2022.5.12
花王が値上げで売り場追放…「小売りの安売り体質」を許した“犯人”は誰か
日用品大手・花王の一部製品が首都圏地盤のスーパーマーケット・オーケーの店頭から、「仕入れ価格値上げの申し入れ」を理由に撤去された。原材料価格やエネルギー価格などが高騰し、インフレ懸念がある今日でも、「小売りの安売り体質」は変わらな…
流通ジャーナリスト
流通専門誌、大手新聞社の記者を経て独立。現在、フリーライター、流通ジャーナリスト、流通コンサルタントとして活動中。森山真二はペンネーム。
2022.5.12
日用品大手・花王の一部製品が首都圏地盤のスーパーマーケット・オーケーの店頭から、「仕入れ価格値上げの申し入れ」を理由に撤去された。原材料価格やエネルギー価格などが高騰し、インフレ懸念がある今日でも、「小売りの安売り体質」は変わらな…
2022.2.3
最近、ユニクロがさえない。既存店売上高の前年同月比は落ち込み、株価も下落基調。ZARAやH&Mなど欧米ブランドから後れを取っている。ユニクロ失速の「真の要因」と、欧米ブランドを打ち破る“秘策”を探った。
2021.12.28
首都圏地盤の食品スーパー・オーケーは、関西地盤の「関西スーパーマーケット」を巡り、エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)と争奪戦を繰り広げた末、敗北した。それでも、自力で関西進出すれば“勝算”はある。その理由とは。
2021.12.2
コンビニエンスストアから「おでん」が消える?――。コンビニといえば、おでんは付き物。冬の風物詩にもなっている。それが今、撤去が相次いでいる。おでんに代わって台頭しそうなのが、“あの商品”だ。コンビニのレジ横を巡る戦いに迫った。
2021.10.28
続々とディスカウント型の食品スーパーが誕生している。8月、埼玉県飯能市に、スーパー業界の優良企業であるヤオコーがディスカウント型の新店をオープンした。なぜヤオコーがディスカウント型を出店したのか。コロナ禍で激変するディスカウント型…
2021.9.29
ドラッグストアが正念場を迎えている。食品の安売りで業績を伸ばしてきたドラッグストアだが、最近様子がおかしい。「それほど安くない」(50代主婦)という声も聞く。何があったのか。
2021.9.2
セブンイレブンはロフトやダイソー、ローソンでは無印良品など、コンビニの店内に異業種の乱入が相次いでいる。背景には、コンビニ本部の“焦り”も見え透ける。その裏事情に迫った。
2021.3.30
ドラッグストアの生鮮食品大戦争が勃発している。ドラッグストアではこれまで、食品は安売りして集客の手段として扱われてきた。だが、売り場に生鮮食品が並ぶチェーンが増加しているのだ。ドラッグストアの垣根を超えた「領海侵犯」に、生鮮食品を…
2021.3.23
開けてビックリ玉手箱――。今の世の中、欲しい商品があるのなら、ネット通販のサイトで「今すぐ買う」のアイコンをポチっと押せば済む時代。ところが「何が届くか分からない」という、アニメなどのグッズのサブスクリプション型のサービスがひそか…
2021.2.25
冷凍食品にどんなイメージを持っているだろうか。「最近はがぜん、おいしくなったよな」「常時、安売りをしている」。こんなところだろうか。しかし従来、流通業界ではチルド食品や生鮮食品の補助的な役割だった冷凍食品が表舞台に顔を出し始めてい…
2021.2.16
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、傘下に入れたユニーを「ドンキらしくない方法」で、テコ入れを始めている。
2021.1.26
EDLP(エブリディ・ロー・プライス)をご存じだろうか――。日本語に訳すと「毎日安売り」とか「毎日低価格」という意味だ。最近は食品スーパーやドラッグストアなどでも取り入れられ消費者にも知られるようになっておりEDLPを推進する小売業が増え…
2021.1.19
昨年暮れ、神奈川県大和市にイオンの新しいディスカウント店(DS)がひっそりオープンした。にぎにぎしく報道陣を集めて開業したわけでもなく、しかもイオン系でありながら、イオンのプライベートブランド(PB)さえ置いていない。しかし、イオンが…
2020.12.22
倉庫型ディスカウントストアである「コストコ」と業務筋向けの体裁だが一般消費者向けの安売り店である「業務スーパー」――。両者ともコロナ禍による巣ごもり需要を取り込んで業績は堅調。業態として「装飾に金をかけずに大容量の商品を低価格で売…
2020.12.16
流通業界もついにデフレ状態に入ったか――。堅調だったスーパーの売上高も鈍化し、コンビニ業界の売上高も低迷状態が続いている。堅調だったドラッグストアも一部のチェーンで月次売上高が軟調になってきた。消費者は先行きの不透明感から財布のひ…
2020.12.2
しまむらの売り上げ急回復は本物か――。これまでしまむらは既存店売上高の低迷が続き「客離れ」「深刻な客数減」などと指摘されてきた。しかし、そのしまむらが今年6月以降、目覚ましい回復を遂げているのだ。「しまラー」は戻ってきたのか。しま…
2020.11.25
アウトドア、スポーツなど衣料専門店、「#ワークマン女子」はコロナ禍に咲いたあだ花か、それとも大輪の花を咲かせることになるのか――。快進撃を続けるワークマンが今年10月、横浜市に新業態、「ワークマン女子」を開いた。11月初旬まで入場制限…
2020.10.27
コロナ禍で売り上げが低迷するコンビニ業界。そうした中、セブン-イレブン・ジャパンが8~9月の2カ月連続で既存店売上高の前年同月比でプラスに転じてきた。まだファミリーマート、ローソンは水面下にあるが、実はこのセブンの早い立ち直りの裏には…
2020.10.21
新型コロナウイルスの感染拡大という「予期せぬ惨事」で流通の現場では何が起こっているのか――。スーパーは黙っていても売れるから安売りをせず、「Go Toトラベルキャンペーン」に便乗したホテル、旅館の値上げも発生している。コロナ禍で利用者…
2020.9.29
ドラッグストアにおける食品の売上高構成比が上昇している。コロナ禍で流通の“生態系”が変化し、コンビニエンスストアのお客がドラッグストアに流出している上、ドラッグストアではこれまで稼ぎ柱だった化粧品がドル箱商材でなくなっている。ドラ…
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