2020年米大統領選に出馬表明した民主党候補の初討論会が26日、フロリダ州マイアミで始まった。10人が登場した初日の討論会では、医療保険制度をめぐる党内の対立があらわになる一方、ドナルド・トランプ大統領の政策に対する非難では共同戦線が張られた。候補者は就任2年半のトランプ氏の仕事ぶりを代わる代わる激しく責め立てたほか、米経済や医療保険制度、移民政策などに関して大胆な政策転換を提案した。2時間にわたる論戦の間、現職トランプ氏への挑戦権獲得を目指す各候補はこれまでで最も脚光を浴びる機会を与えられた。現時点で世論調査をリードするのは2日目の27日に登場するジョー・バイデン前副大統領だ。しかし指名獲得レースはまだ流動的であり、混戦を抜け出すきっかけを作ろうと各候補は躍起になっている。
民主党の大統領候補討論会、反トランプで結束
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