金融問題に関する
重点は5つ

 人民銀行の陳雨露氏は、中国政府の金融問題に関する認識について語り、以下の数点を重点として説明した。

 第1に、マクロ経済の政策的調整について。中国政府は、G20の各国がこれまでの共通の認識を踏襲し、多国間主義を支持し、対話とコミュニケーションを強め、マクロ経済の政策的調整を改善。さらに、財政、貨幣と構造改革などのツールを総合的に使用し、国際金融の安定を共同で守り、世界経済が強力で持続可能でバランスが取れ、包容的に成長できるよう促進する。

 第2に、国際金融の枠組みについて。中国政府は、G20大阪サミットにおいて国際通貨基金(IMF)の国際金融安全ネットワークの中における中心的地位を肯定し、各国との間で建設的な対話を継続し、共同で作業を進める。

 第3は、金融部門の議題について。中国政府は、サミットが金融の監督管理協力を強化し、関連するマイナスの影響に対し、金融領域における新技術の応用の積極的意義を肯定し、技術革新を奨励すると同時に、関連リスクに注目し、各国と共同でマネーロンダリングとテロリストに反対する国際金融協力を進めることを願っている。

 第4は、グリーンファイナンスについて。グリーンファイナンスの発展は、世界経済の高品質な発展に利する。中国政府は、大阪サミットにおいて、世界経済の成長におけるグリーンファイナンスの重要な意義を肯定し、各国との協力を引き続き強化し、グリーンファイナンスで世界経済の持続的発展を促進することを期待する。

 第5は、インクルーシブファイナンス(金融包摂)について。中国政府は引き続き各国と経験をシェアし合い、世界経済が包容的に成長することを願っている。