「米中新冷戦」はグローバル企業の“生産拠点回帰”を進めるか
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東南アジアへの
生産拠点のシフトは進むか

 米中貿易戦争は、仮に双方が歩み寄りをみせても、それはあくまで一時的な休戦であって、20年、30年といった長期間にわたって継続すると考えられる。

 単に2020年の米国大統領選挙に向けた政治キャンペーンとしてだけでなく、国家資本主義として膨張を続ける中国の技術覇権、経済覇権を封じ込めるために、米国は執拗な攻撃を続けるのだろう。

 それは、仮に政権が共和党から民主党に代わっても、基本的には変わらないと思われる。

 このことはグローバル企業の生産拠点の展開などにも大きな影響をもたらし、グローバリゼーションの形を変える可能性がある。