ドイツ銀行は正社員全体の6分の1以上に当たる1万5000〜2万人を削減する可能性がある。同社の再建計画に関する幹部の協議に詳しい関係者が明らかにした。ドイツ銀は規模やグローバル展開の縮小を進めている。今回の人員削減案は、従業員(3月末時点の資料で9万1463人)の16〜22%が対象となる。同行に近い関係者によると、これほどの削減には1年以上かかる可能性が高く、米国部門と投資銀行部門で大規模な解雇を実施するとみられている。ドイツ銀の広報担当者は個別の計画についてコメントすることを拒否した。その上で、同行は「変革を加速させる対策に取り組んでいる」とし、「必要があれば、その時にすべての利害関係者に報告する」と述べた。
ドイツ銀、最大2万人の人員削減を検討=関係筋
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