米フェイスブックやアルファベット傘下のユーチューブのサイトでは、がん治療の代替療法を巡り、科学的根拠に欠け健康被害を及ぼしかねない情報が氾濫している。中には何百万回も視聴されている動画もある。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の調査で明らかになった。  両社はここに来て、そうした情報を投稿するアカウントの削減に努めている。フェイスブックによると、同社は先月、ニュースフィードのアルゴリズムを変更し、「奇跡」の薬や健康サービスをうたった投稿の宣伝を減らしている。これにより、ユーザーのニュースフィードでそうした投稿の表示頻度が減ることになる。