日経平均が最高値を更新している。だが、投資戦略について、どう攻め、どう守っていったらいいのか。
そんな迷いを一掃する話題書がある。「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING』の待望の続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』だ。今回は、令和の破壊的ベストセラー『お金の大学』両学長にも「資産形成の最適解は、収入・資産レベルごとに違う。今の私の最適解を教えてくれる唯一無二の本」と大絶賛されている『THE WEALTH LADDER ウェルス・ラダー』について、ライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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気乗りしない飲み会に行ってしまう理由
金曜の夜、同僚から飲み会の連絡が来た。
いつものメンバーが集まると、毎回上司の悪口と会社への不満ばかり。
愚痴を共有したところで、現実は何も変わらない。
ただ、時間とお金が減るだけだ。
一方、別の友人と会うと刺激を受け、考え方が整理される。
会った後は、不思議とエネルギーが湧いてくるのだ。
こうした違いに気づきながらも、
「あいつはつき合いが悪い」と思われたくないという理由だけで、
ネガティブな集まりに参加し続ける――こういう経験がある人は結構多いのではないだろうか。
世界的ベストセラーの教訓に学ぶ
14か国以上で翻訳されている世界的ベストセラー『THE WEALTH LADDER 富の階段』の著者ニック・マジューリはこう述べている。
ネガティブな人間関係はインフルエンザのようなものだ。
感染していないときはその存在を忘れているが、
いったん感染してしまうと生活のすべてを奪われてしまう。
――『THE WEALTH LADDER 富の階段』(P.323)より
本書によれば、「社会的な富」こそが、
人生で得られるあらゆる富の基盤だという。
パートナーや友人との関係が強ければ強いほど、
他の富も豊かになる。
逆に言えば、ネガティブな人間関係は、
あなたの富を静かに奪い続けている。
問題は、多くの人がこの感染に気づいていないことだ。
「頑張っているのに人間関係で消耗する人」ランキング、
意外すぎる第1位は?
「頑張っているのに人間関係で消耗する人」ランキングの第2位は
「嫌な人と我慢してつき合い続ける人」だ。
ネガティブな関係を断ち切れない。
その場の空気を壊したくない。
角が立つのが怖い。
そんな理由で、エネルギーを奪われる集まりに参加し続けてしまう。
そして、意外すぎる第1位は
「誰と会うかを意識的に選んでいない人」だ。
「誘われたら行くのが礼儀だ」
「人間関係は自然にできるもの」
――こうした受け身の姿勢で生きていると、
気づけば消耗する関係ばかりが増えていく。
重要なのは、つき合う相手を戦略的に選ぶことだ。
エネルギーを奪う人から離れ、
与えてくれる人の近くにいることは、
自分のためだけでなく、相手のためでもある。
本書を読んで気づいたのは、
人間関係は「選んでいい」という視点だ。
誰とすごすかで、10年後がまるで変わる。
エネルギーを奪う飲み会は断り、
その時間を成長できるコミュニティに費やしてみる。
投資するのは、お金だけではない。
誰とすごすかという選択こそが、
人生最大のリターンを生み出すという
極めて重要なことを本書は教えてくれたのだ。
(本稿は、『THE WEALTH LADDER 富の階段』に関する特別投稿です。)



