2020年の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、エリック・スウォルウェル下院議員(カリフォルニア州)が撤退を表明した。候補者の中で出馬を取りやめるのは初めて。支持率の低迷や選挙資金の調達に苦戦していた。今後は下院での再選を目指すという。  スウォルウェル氏は8日に記者会見し、「後悔はない、われわれがなし得たことには興奮している」と述べた。  同氏は今月の候補者討論会の参加要件を満たせない恐れがあった。民主党全国委員会(DNC)は6月と7月の候補者討論会で、支持率や献金に基づいて参加人数の上限を20人に絞っている。