米国民はドナルド・トランプ米大統領のベネズエラにおける目標を理解しようとしているが、今週はグリーンランドのことを考えてほしい。大統領はこの世界最大の島に関して、優れた戦略的直感を持っている。それだけに、彼の関心が米国による弱い者いじめという自滅的な行為へと退化しているのは残念だ。「われわれにはグリーンランドが必要だ」とトランプ氏は先週末、大統領専用機エアフォースワンの機上で語った。「極めて戦略的だ。現在、グリーンランドの周辺はロシアと中国の船で埋め尽くされている。国家安全保障の観点から、われわれにはグリーンランドが必要だ」米国は、将来的にロシアや中国がグリーンランドに進出するのを防ぐために手を打つ必要がある。グリーンランドは潜水艦の重要な航路に近く、米本土を守るためのミサイル防衛レーダーが配備されている。氷で覆われた地面の下にはレアアース(希土類)が眠っている。トム・コットン上院議員(共和、アーカンソー州)が2019年にグリーンランドの購入を提案した際、リベラル派は非難の声を上げたが、彼の提案は核心を突いていた。
【社説】グリーンランド侵攻? なぜ?
トランプ氏は弱い者いじめをしなくてもこの島へのアクセス拡大が可能
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