英実業家リチャード・ブランソン氏の宇宙旅行・衛星打ち上げ事業会社ヴァージンギャラクティックが年内にも上場企業となる見通しだ。有人宇宙飛行を行う企業が上場企業になるのは初めて。複数の関係者が明らかにした。関係者によると、上場している特別買収目的会社(SPAC)のソーシャル・キャピタル・ヘドソフィア・ホールディングスが、ヴァージンギャラクティックの株式49%を約8億ドル(870億円)で取得する予定。この出資受け入れに伴い、同社は上場企業となるという。ヴァージンギャラクティックは今回の出資受け入れで、同社の宇宙船が商業ベースで運用され、黒字化するまでの十分な資金が得られると予想している。同社は有人宇宙飛行を巡り、ジェフ・ベゾス氏のブルーオリジン、イーロン・マスク氏のスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)と競合している。
宇宙旅行会社ヴァージンが上場へ、有人宇宙飛行企業では初
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