電車の中でもスマホを見ている人が多い
電車の中でスマホを見ている人は多い(写真はイメージです) Photo:PIXTA

やめられない、止まらない。スマートフォン依存の話である。便利すぎて、信号待ちのようなほんのちょっとしたすきま時間でもスマホを開いてしまう……。筆者もそんなスマホ依存の1人。一体どうすれば、スマホとの良い距離感をつかめるのか。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)

思わずギョッとする
1日のスマホ利用時間

 通勤電車の中でふと顔を上げると、周囲の人が全員、手の中のスマートフォンを見つめている。「現代的な風景だなあ」と思いつつ、そういう自分も直前までスマホの画面に見入っていた。

 そんな経験のある人は少なくないはず。ゲーム、SNSチェック、メールの確認、ネットニュースの流し読み。スマホでできることは数限りなく、「来週の出張ルートを調べよう」と思ってスマホを開いたはずが、いつの間にかネットニュースが喜々として紹介するネコのおもしろ写真を延々と見続けていることもある。

 スマホは時間を食う魔物である。

 毎日、平均何時間スマホの画面を開いていたかを記録してくれる機能がある。白状するが、筆者は最高で「平均6時間」と出たことがある。1日6時間である。学生が1日学校で授業を受ける時間。それに相当するような時間をスマホに費やしていた。

 6時間、毎日続ければ週に42時間。月に180時間、1年で2190時間、日数にして91日!この時間を仕事のスキルアップや語学学習にあてれば、それなりの成果が出るに違いない。

 そして日頃、「忙しい」とか「時間がない」とか言いつつも、スマホを眺める時間は1日に6時間もある自分。家族と過ごしていても、お互いにスマホに見入っている。これで良いのだろうか。ダメだろう。ダメすぎる。