10代女子が使いこなすSNS
LINEとtwitterは使い分けない
ティーンエイジャーの子を持つお父さん・お母さんは、すいすいとスマホを繰っているお子さんが一体何をやっているのか、知っているだろうか? また、10代向けの商品開発をしていて、宣伝方法に頭を悩ましているそこのあなたも、猫の目のように流行が変わる10代に、何がウケるのか把握できているだろうか?
平成28と29年版「情報通信白書」によると、10代20代の若者は他の世代よりSNSの利用率が高く、利用時間も長い傾向にある。また全体の傾向として、男性よりも女性の方がコミュニケーションを好み、SNSを好んで利用することはよく指摘されている。
10代の中でも、特に女子はトレンドに敏感であり、流行に与える影響力も大きい。次々と新しいSNSに手を出したり、新しい使い方をすることも多い。10代女子がどのSNSを使い、どのように使っているかについて高い関心を持っているマーケティング担当者は多いだろう。
そこで今回は、10代女性が利用するSNSと具体的な使い方について詳しくお伝えしたい。
10代女子は、スマホひとつあればコミュニケーションの多くをこなすことができる。主にLINE、twitterを使っており、そこにInstagramや動画系アプリが入り込んでいる状態だ。
大人の場合、LINEは身近な人との連絡のため、twitterは情報収集のために、と使い分けている人が多いだろう。一方、10代はLINEとtwitterはどちらもほとんど似たような使い方をしており、twitterで盛り上がったら「続きはLINEのグループで」とツールを渡り歩くこともある。LINEは引用できないので、先ほどとは逆にキャプチャを撮ったLINEの画面を添付して、Twitterで「この話の続きだけど」と話を続けることもある。