世界保健機関(WHO)は17日、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の感染拡大について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。流行を阻止する目的でより多くの資金を動員するための異例の措置。数十年にわたり紛争が続いている同国では1年近く前からエボラ出血熱が流行している。WHOはコンゴ東部のゴマで初となるエボラ出血熱の症例が3日前に確認されたことを受け、緊急会議を開催。人口約200万人のゴマは域内で最も利用客の多い国際空港がある他、鉱物取引の主要拠点と知られ、多くの救援機関が現地に本部を設けている。エボラ出血熱の流行は昨年8月1日に発表され、コンゴの保健省によればこれまでの感染者数は2512人。死者数は少なくとも1676人に達している。エボラ出血熱による死者数は、2014〜16年の間に1万1300人が犠牲となった西アフリカでの感染拡大に次ぐ規模。
コンゴのエボラ出血熱、WHOが緊急事態宣言
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