【ワシントン】米国防総省は、サウジアラビアに500人超の部隊を派遣する。イランや同盟組織からの脅威に対応できる体制をさらに強化する狙いがある。複数の米当局者が明らかにした。2003年にサウジから撤収して以来の派遣となる。 複数の当局者や専門家によると、米軍部隊はサウジの首都リヤドの南西約150キロにあるプリンス・スルタン空軍基地を再び拠点にする予定。 当局者らによると、既に同基地への派遣を進めている。サウジの当局者らにコメントを求めたが、回答は得られていない。中東地域を管轄する米中央軍はコメントを控えた。
![](https://dol.ismcdn.jp/common/dol/images/v3/article-end-logo-wsj.jpg)