米フロリダ州で引退生活を送るロバート・ハイブリーさん(61)は、ゼネラル・モーターズ(GM)のスポーツカー「コルベット」を過去数十年で6台保有してきた。その間、何度もモデルチェンジを見てきた。だが、直近の計画には納得できない。GMはエンジンをボンネットの下から車体の中央部に移し、ミッドシップレイアウトに変えるのだ。これにより、コルベットはランボルギーニやフェラーリといった欧州のスーパーカーに近づくとGMは説明している。ある業界専門家は、若いドライバーには訴求するはずだと話す。一部で数十年前からうわさされていたミッドシップ化に多くのコルベットファンが舞い上がっている。しかし、ハイブリーさんは「欧州車をまねたミッドシップのGM製スポーツカーに関心はみじんもない」と話す。「それをコルベットと呼ぶことは拒む」
新型コルベット、「キャラ激変」に渦巻く賛否
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