• 価格設定とコンテンツの問題が深刻化• 価格設定とコンテンツの問題が深刻化動画配信大手のネットフリックス(NFLX)は問題を抱えている。規模、価値、膨大なライブラリーといった同社の強みは番組の質の不足を補うのに十分でないかもしれない。同社が7月17日に第2四半期(4-6月期)決算を発表するまで、強気派は同社の全世界(米国を除く)における1億5000万人の加入者基盤はまだ出発点であり、米国には視聴料値上げをいとわない数百万人の既存加入者が存在すると主張していた。ところが、同社が発表した第2四半期の加入者数の伸びは会社予想を45%近く下回り、ウォール街を驚かせた。加入者純増数は国際部門が280万人増、米国部門が12万6000人減で、コンセンサス予想のそれぞれ480万人増、35万2000人増を大きく下回った。決算発表を受けて同社の株価は18日に10%、19日には3%下落した。