SNSで怖い思いをした人は少なくない
SNSで怖い思いをした人は少なくない(写真はイメージです) Photo:PIXTA

SNSで絡んだことのない知人から「こないだ、ツイッターでもめてたね」などと言われ、「見てたんだ……」と内心焦った経験のある人はいないだろうか。見られているつもりで案外見られていないけれど、見られたくないものは案外見られているのがツイッターだ。それはさておき、今の時代、SNSからさまざまな情報を読み取る人がいる。実際にSNSを監視され、怖い思いをしたという人たちに、そのエピソードを聞いてみた。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)

昔の恋人が
SNSをずっと監視していた

 先日、知人の女性から、「昔の恋人が私のSNSをずっと監視していたらしい」という話を聞いた。なんでも、元恋人から「今、新宿にいるよ!」などと場所を知らせるLINEメッセージが週に1回程度のペースで届き、その場所がことごとく、彼女がそのときにいる場所を示していたそうだ。

「ツイッターやFacebookで自分がどこで遊んでいるかを逐一明らかにしていたわけではないのですが、コメント欄での友達とのやり取りなどを見て、2年以上かけて行動を把握していったみたい。

『会いたい』と強要してくるタイプではないのでまだいいけれど、『君の行動を見ているよ』というメッセージなのかな……と思うと怖い」

 彼女は最近、インスタグラムも含め、すべてのSNSの更新をやめてしまった。

 SNSによる監視行動。話を聞いてみると、多くの人に経験がある。しかしそれは大抵の場合、ライトなものである。

「彼と付き合う前、彼のFacebook投稿をすべてさかのぼり、現在彼女がいないことを突き止めました。彼が匿名でやっていたツイッターアカウントも特定し、趣味や行動を把握しました。結果的に彼が私のことを好きになってくれたから良かったけれど、ちょっとしたネットストーカーだったと思います」(30代女性)