米半導体大手インテルは25日、スマートフォン向けモデムチップ事業の大部分を10億ドル(約1090億円)でアップルに売却すると発表した。両社はこの合意によって、それぞれの事業を巡る課題を解決したい考えだ。アップルはスマホ向け通信半導体事業のほか、特許ポートフォリオや約2200人の従業員をインテルから取り込む。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は22日、アップルとインテルが長期の協議を経て合意に近づいていると報じていた。インテルはこの日の決算発表に合わせて売却合意を明らかにした。4-6月期(第2四半期)決算は中国の需要減退で純利益が17%減少した。中国では対米貿易摩擦も一因に投資が減速している。
インテル、アップルへのモデム事業売却を発表
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