米国の有権者の大半は、ドナルド・トランプ米大統領に対する見方をすでに固めている。各種世論調査の結果によれば、過半数の有権者は2020年の米大統領選挙で共和党と民主党のどちらの党の候補者を支持するかを決めている。  しかし、リサ・ファニス氏のような有権者もいる。  マサチューセッツ州出身のマーケティング専門家のファニス氏は「私は間違いなく『場合による』という有権者だ」と語る。彼女は、トランプ氏の強硬な移民政策への不安と、好調な経済への高い評価との間で、どちらを重視すべきかをてんびんに掛けようとしている。