2回の墜落事故を起こした米ボーイングの新型旅客機「737 MAX(マックス)」を巡り、昨年10月29日に発生した1回目の事故後に連邦航空局(FAA)が実施したリスク分析で、数カ月後に同様の緊急事態が発生する確率が高いという結果が出ていたことが分かった。この問題について説明を受けたFAA当局者らが明らかにした。  FAAの分析内容はこれまで報じられていない。関係者によれば、昨年ジャワ海に墜落したインドネシア・ライオンエア機の操縦士が見舞われたような誤作動が再発するまでに「大してかからない」という結果が出ていた。