野球、ソフトボール、サッカーも追加に
注目は渋野フィーバー中の「女子ゴルフ」

 セカンドチャンス実施の発表当初は「売れ残ったチケットを放出する感じ」だったので、このコラムでも「セカンドチャンスはボイコットしよう!」と書いた(参照:「五輪チケット『セカンドチャンス』に応募すべきではない理由」)。

 売れ残ったチケットを、まだ組み合わせなどの詳細が決まらないうちに、しかも「買えなかった!」「どんな競技でもいいから手に入れたい!」といった渇望感があふれているうちに定価で売りさばこうという魂胆が見え見えで、信義の問題を私は指摘した。これはダフ屋よりむしろ悪質ではないか、と。

 そんな批判に反応してか、東京五輪組織委員会は途中でハッピーなサプライズを加えてきた。野球、サッカー、ソフトボールを含め、メダルが決まる27セッションを今回の販売内容に加えた。もちろん歓迎すべきこと。だが、これでますます、申し込む人の心は揺さぶられ、どれを選ぶべきか、迷う人も多いだろう。

 人気が集中しそうなメダルがらみのセッションは次の3つだ。

・野球 3位決定戦
・ソフトボール 女子3位決定戦
・サッカー 女子準決勝2セッションと3位決定戦

 野球の侍ジャパンが3位決定戦に出てもらっては残念だが、野球ファンならどんな対戦カードになっても見る価値を感じるだろう。ソフトボールも同じだ。

 そして女子サッカーは、準決勝2試合。悩ましいのは、2試合が別の会場で行われること。日本を応援したい人は、カシマスタジアムか横浜国際総合競技場か、予測して申し込まなくてはならない。

 ほかに女子サッカーの準々決勝4試合、男子準々決勝1試合もファンにとってはうれしいだろうが、同様に、どこで日本代表が試合をするか、男子の1試合がちょうど日本戦に当たるかどうかは、神のみぞ知る。