東京五輪チケットサイト
東京五輪チケット抽選申し込みサイトは“不親切さ”にあふれています Photo:DOL

 東京五輪のチケット抽選申し込みが5月9日に始まり、初日からアクセスが集中したため、1時間以上も待たされ、なかなか申し込めない大混乱が生じた。

 サーバーの容量を増やすなどの対策も功を奏してか、週末にはほぼスムーズにアクセスできるまで回復したといわれるが、私がアクセスした10日(金)の夜11時すぎの段階でも、待機人数が「215,146人」、待ち時間は「1時間以上」との表示が出た。

 深夜1時半に再びアクセスすると、今度はスムーズに予約画面まで進んだが、いくつかのチケットを買い物カゴに入れた段階でカゴの中身を確認できなくなり、何らかの負荷のため、申し込み完了までスムーズにアクセスできない状態になっているのだろうと感じられた。

 また、申し込みの途中でいくつかヘルプを確認すると、申込期間中の28日までなら「変更や取り消し、追加ができる」と知らされていたが、これをするには、前回の申し込みを一度リセットし、最初からやり直さなければならないと書かれている。つまり、すでに申し込んだものをベースに、追加・訂正することはできないのだ。

 それならば、よほどの場合を除いて、一発勝負というか、しっかりと全体の予約内容を決めた上でアクセスし、申し込みは一度で済ませる覚悟で臨んだほうがいい。

抽選予約申し込み「3つのコツ」
予算&観戦方針を事前に決めておく

 実際にネット上で抽選申し込みを行ってわかったことだが、何より重要なのはやはり、「予算をしっかり決めてから予約する」ことだ。あれもこれも見たいと、次々に予約すると、累積金額はあっという間に10万円、20万円を超える。

 何しろ、例えば「野球の決勝をA席で子どもと2人で見たい」と希望すれば、それだけで1枚6万7500円。2枚で13万5000円だ。C席でも1枚3万円、2枚で6万円。奥さんも一緒なら3枚で9万円になる。

 5月28日に予約申し込みが締め切られた後、6月20日に当選発表がある。抽選に当たると、当たったすべての席の代金を7月2日までに払わなければならない。全額を払わないとすべての権利が消滅する。野球とサッカーが当たったとして、野球のチケット分だけを払うことはできない。サッカーのチケット分も払わないと、野球のチケットの権利も消滅するのだ。つまり、予約したら全額を払う覚悟が必要。言い換えれば、7月2日に現金かカードで払える予算を予め確認し、その範囲内で申し込むこと。これがまず前提条件だ。