神奈川と新潟が強い!

 2位の由比ガ浜(鎌倉市)は、62.5万人。夏目漱石の長編小説「こころ」は、この由比ガ浜海水浴場で「私」が「先生」に出会う場面から物語が始まっている。

 由比ガ浜では今夏、車いすの利用者も行き来できるように、約20軒の海の家とトイレをつなぐ木材の通路を設置した。波打ち際まで続くマットを敷いているほか、水陸両用の車いすも常備。バリアフリー化に力を入れている。

 4位の三浦海岸(三浦市)は45.6万人。今年は6月27日に海開きをし、神奈川県内で最も早かった。昨年までは7位の逗子(逗子市)が10年連続で県内最速だった。

 逗子は36.4万人。逗子市は、家族連れで安心して利用できるように2014年に条例を改正。砂浜での飲酒や入れ墨の露出、大音量の音楽を禁止するなど規制を強化し、マナー向上に取り組んでいる。

 上位10位に2ヵ所入ったのは和歌山県である。利用者数は5位の白良浜(白浜町)が45.5万人、10位の磯の浦(和歌山市)が29万人だった。きれいな海水浴場ランキングで、それぞれ29位、49位に入っており、水質は全国的にもかなり良好な部類に入る。

利用者数10万人以上の海水浴場が最も多い神奈川と新潟

 利用者数が10万人以上の海水浴場は44ヵ所あった。都道府県別に確認すると、該当する海水浴場が最も多かったのは神奈川県と新潟県で、いずれも7ヵ所だった。

 新潟県では、柏崎市が19位の石地(利用者数は17.5万人)や33位の鯨波(11.3万人)など、3ヵ所で10万人以上、利用客を集めている。

 10万人以上の海水浴場を4ヵ所持っているのは、次の3県である。

 8位の静波(牧之原市、31.8万人)や11位の白浜大浜(下田市、28.4万人)を抱える静岡県。関西を代表する海水浴場で、6位の須磨(神戸市、45.3万人)がある兵庫県。最後に、きれいな海ランキング1位で、利用者数でも35位を誇る真栄里ビーチ(石垣市)などがある沖縄県だ。