「アリゾナ・アイスティー」で知られるアリゾナ・ビバレッジは、中核事業が失速する中、新たな成長の活路を求め、米国とカナダでマリフアナ(大麻)入りスナック菓子や飲料に参入する。このたび、大麻会社ディクシー・ブランズとライセンス契約を締結した。ディクシーは大麻風味の電子たばこやグミ、飲料などの生産や販売を手掛け、米国内5州で事業展開している。合意では、ディクシーが商品を生産し、認可を受けたディスペンサリー(大麻調剤薬局)を通じて販売する。また最大1000万ドル(約10億6000万円)相当のディクシー株式を購入する権利をアリゾナに与える。合意はディクシー取締役会の承認が条件となる。また、ディクシーは販売する各州で商品を製造し、アリゾナは生産には関与しない。
大麻に活路求める米飲料メーカー、大手は慎重な対応
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