米司法省は、未成年女性の買春あっせんなどの罪で起訴されていた富豪ジェフリー・エプスタイン被告の死亡状況について、捜査を本格化させている。同被告が死亡した夜に監房の監視役を務めていた拘置所職員2人が13日、休職扱いとなった。またニューヨークの同拘置所の所長は配置転換された。司法省のケリー・クペック報道官は「状況に応じて追加的措置が取られるかもしれない」と語った。10日朝に同被告が死亡したことを受け、ウィリアム・バー司法長官は、連邦当局が運営するマンハッタン同拘置所で「極めて不適切な状況」があったと指摘し、自らさまざまな措置を取った。事情に詳しい関係者によれば、エプスタイン被告の死亡前の何時間か、彼の監視を担当していた者のうち1人は、看守ではなかったという。
米富豪の死、拘置所の担当職員休職扱いに
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