来年の米大統領選で民主党候補指名争いに名乗りを上げている上位3人は、不支持率が支持率を上回り、浮動層からの支持が低下している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCが共同で実施した世論調査で分かった。調査では、ドナルド・トランプ大統領は民主党候補者全般に対して2桁台の差をつけられているものの、民主党の候補者も課題を抱えていることが浮き彫りとなった。ジョー・バイデン前副大統領、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)はそれぞれ前回の調査から支持率が低下した。調査では、バイデン氏への支持率は34%と、2018年1月から20ポイント低下し、不支持率は38%に上昇した。浮動層からの支持率は26%と、18年から約3分の1を失った。バイデン氏への支持率は14年以降で最低となっている。