• 小売企業に対する懸念で話題になりにくい魅力的な株価• 小売企業に対する懸念で話題になりにくい魅力的な株価中国との貿易戦争がエスカレートし、ピリピリしている投資家は多いが、アパレルメーカーのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)の投資家は一息ついた格好だ。ジーンズの定番ブランドであり、人気の下着ブランド「Aerie(エアリー)」を展開する同社の業績見通しは、大半の投資家が考えている以上に魅力的だ。そうは言っても、貿易戦争が業績に与える悪影響は否めない。同社は、自らデザインして販売する製品の大半をアジアで委託生産しており、商品の30%は中国からの輸入品である。また、資産運用会社ダルトン・グライナー・ハートマン・メアの最高経営責任者(CEO)で、アメリカン・イーグルの投資家であるブルース・ゲラー氏いわく、「同社は大規模な販売網を持ち、モールにも出店している。また、主なターゲットはティーンエージャーである」など、追加関税以外にも下方リスクがある。