安全&メカニズム

 新型は10種の機能をセットしたホンダセンシングを標準装備(ターボ系を除き非装着車をop設定)。衝突被害軽減ブレーキは夜間時歩行者だけでなく、横断している自転車を検知する方式をホンダ車初採用。アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、渋滞追従機能付き。前方車両が停止した場合は自動的に停止し、停止後3秒以内なら自動的に再発進する。ACCはN ―BOXとは異なり、渋滞時の高速道路でも有効なシステムである。

 ドライバーのうっかりミスをサポートする前後誤発進抑制機能や、車線維持支援システム、オートハイビーム、標識認識機能など、ホンダセンシングは内容が充実した。

 ボディは高強度化に効果を発揮するハイテン材(高張力鋼板)を、全体の64%に使用。フロアを左右に横切るクロスメンバーを装着し、高剛性を追求している。新型は、信頼できるセーフティ機能と、パッセンジャーをしっかり守るボディの持ち主だ。

 エンジンは新型に変更。ボア×ストロークを従来の64.0×68.2mmから60.0×77.6mmのロングストロークタイプに一新し、安定した急速燃焼を行うタンブル流強化燃焼室と、燃焼効率を高める鏡面バルブを採用した。

 自然吸気(58ps/65Nm)はVTEC(可変バルブタイミングリフト機構)で高出力化。ターボ(64ps/104Nm)は過給圧を最適に制御する電動ウエイストゲートでレスポンスを高めた。カスタムのWLTCモード燃費は、自然吸気が23.2km/リットル(FF)、ターボは21.2km/リットル(FF)だ。

 トランスミッションは全車CVT。通常のブレーキ操作だけでエンジンブレーキを併用した走りが楽しめる、ブレーキ操作ステップダウンシフト制御を全車に新採用。ターボは、7速マニュアル機能とパドルシフトを標準で装備する。

 足回りはダンパーに対してスプリングをオフセット配置した横力キャンセル方式を導入。各部のフリクション低減を図り、滑らかな乗り心地を目指した。コーナリング時の安定性を高めるフロントスタビライザーは全車標準。カスタムのターボはリアにもスタビライザーを装着する。