「その会社では彼女みたいな有名大卒が珍しかったのもあって、みんなですごいね~って言ってたんです。社長も何かにつけて『○○卒』って言っていて、はじめは冗談っぽかったんですけど、だんだんしつこくなっていって。

 そのうち、彼女がちょっとミスすると『○○卒なのにそんなことも覚えられないのか』みたいなことを言うようになったんです。打ち合わせや会議で彼女が発言すると、『それが、○○卒の意見?』とか。

 ちょっとひどいなと思って、『学歴いじりはそろそろやめた方がいいと思いますよ』って言ったことがありました。そのときの社長の返答にびっくり。なんと、『お前は△△卒だから、○○卒のあいつに嫉妬してるんだろ』って……。

 一番学歴にこだわってるのって社長だと思うんですけど、本人は本当に自覚がなかったんです。女性の多い職場だったので、『女の嫉妬は怖い』とかよく言ってたのも、今思い出すとあきれます」

 社長としての器がそもそもない人だったように思える……。

中立公正と見せかけた
告発ブログ

 最近はブログや動画など、一般人でも自ら情報を発信する人がいる。そしてその中にも、嫉妬の存在を垣間見ることがある。Cさん(20代男性)は筆者の同業者で、SNS有名人の炎上をウォッチするのが好きという、悪趣味を持っている。

 彼は巧妙に隠された嫉妬に気づくことが、たびたびあるという。

「1ヵ月に1回は炎上しているような、炎上が趣味かのようなブロガーがいるんですが、その人がちょっと大きめな炎上をやらかしたときに、告発ブログみたいなのがちょっと話題になったんです。

 そのブロガーがやっているサロンに入っていたことがあるという女性で、明快な文章で書かれていて読みやすくて、内容も信憑性(しんぴょうせい)がありました。その内容に信用が集まったのは、『中立的』と評価されたから。

 ブロガーを一方的におとしめるわけではなくて、『こういういいところもありました。参考になりました。ファンが多いのもわかる』と書きながら、『でも、私のようなタイプにはサロンの内容が物足りなかった』とか。そして、サロン内での“本当の評判”を告発。ツイッターでフォロワーの多い人がツイートしたこともあって、結構拡散されてました」