世界40億人が観戦
44日間にわたる一大イベント
ラグビーのワールドカップの歴史は意外と新しい。ラグビーはアマチュアリズムが強く、どの国が強いかよりも、どちらの国が強いかという対抗戦思想が強かったからだ。
サッカーの第1回ワールドカップがウルグアイで開催されたのは戦前の1930年だが、ラグビーの第1回ワールドカップがニュージーランドで開催されたのは1987年。これを契機に世界のラグビーが劇的に変わり、「4年に1度のワールドカップが全てのカレンダーの中心になった」(スポーツライターの藤島大氏)。