マイク・ポンペオ米国務長官は1日、下院議員らへの書簡で、国務省の現・旧関係者に対する「脅し、いじめ、不適切な扱い」を阻止する決意を示した。下院はドナルド・トランプ米大統領とウクライナ大統領が7月に行った電話会談について調査している。ポンペオ氏は下院外交委員会に宛てた書簡で、職員を脅すような試みは公にする考えを示した。さらに「委員会の要請に関し、数人の外交官を含む国務省の威厳あるプロフェッショナルたちに対する脅し、いじめ、不適切な扱いの試みとしか受け止められない面について懸念」していると述べた。下院委員会はマリー・ヨバノビッチ元駐ウクライナ大使、元ウクライナ担当特別代表カート・ボルカー氏、ジョージ・ケント国務次官補代理、ウルリッヒ・ブレチブール参事官、ゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)大使に証言を求める計画を発表している。