米フェイスブックが世界的な暗号通貨ベースの決済ネットワーク立ち上げへ向け設立した企業団体から、米電子決済サービス会社ペイパル・ホールディングスが脱退する。ペイパルの広報担当者は電子メールで、仮想通貨「リブラ」の運営団体への「参加継続を見送る決定を下した」と明かした。また、ペイパルはリブラの使命に引き続き賛同しており、将来的な協力について議論を重ねていくと述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこれに先立つ数日前、リブラ決済ネットワークの支援に合意した米ビザやマスターカードをはじめとする金融パートナーが規制面の逆風を受けて関与を再考していると報じていた。リブラ協会の広報担当者から今のところコメントは得られていない。
ペイパル、仮想通貨「リブラ」運営協会を脱退へ
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