オピオイド系鎮痛剤「オキシコンチン」を製造する米製薬大手パーデュー・ファーマは、創業一族でオーナーのサックラー家に120億~130億ドル(約1兆2800億~1兆3900億円)の利益をもたらしていた。同社の破綻処理の一環で裁判所に提出された記録や証言から明らかになった。この金額は先月、パーデューが起用した企業再建コンサルタントが宣誓陳述で言及していた。サックラー家が同社を通して得た利益の推計としてはこれまでで最高額。どの年に支払われたものかは明らかではない。マサチューセッツ州司法長官の事務局はこれまでに、一族が受け取った支払いは2008年4月から2016年にかけて合計40億ドル超に上ったとの見方を示していた。
オピオイド訴訟のパーデュー、創業家の利益1.3兆円
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