【26年版】3年後の予測年収ランキング!全31業種1200社「賃上げ」有望企業はどこだ#9Photo by Yasuo Katatae

ここ数年、物価高騰や人材不足などを背景に企業の高い賃上げが続いている。優秀な人材を獲得するためには、待遇改善が急務であり、企業による賃上げ競争の様相を呈している。そこで、ダイヤモンド編集部では、統計の専門家の協力の下、恒例となっている「3年後の予測年収」を刷新し、将来の年収を大胆予想。特集『【26年版】3年後の予測年収ランキング!全31業種1200社「賃上げ」有望企業はどこだ』の#8では、銀行業界の予測年収を独自に推計し、全22社のランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

銀行業界の3年後予測年収ランキング
メガバンクは何位?

 メガバンクの業績が絶好調だ。2026年3月期の決算では、各グループとも最高益を更新する見通し。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の純利益が2兆1000億円、三井住友フィナンシャルグループ(FG)は1兆5000億円、みずほFGは1兆1300億円と、いずれも1兆円の大台に乗る。

 背景にあるのが、金利の上昇による貸し出しの利ざやの改善だ。企業の資金需要も堅調だったことで、資金利益が拡大した。

 地方銀行も同様に、金利上昇を受けて業績を回復させている。ただし、金利上昇は国債など債券の含み損の拡大につながるため、下位の銀行では経営のリスクにもなる。

 そんな銀行業界の3年後の年収はどうなるのだろうか。ダイヤモンド編集部では、恒例となっている「3年後予測年収」の最新版を作成した。統計の専門家の協力の下、25年3月期までの実績値から、3年後となる27年4月~28年3月期の年収を大胆予想した。

 具体的には、年収が業績などに連動することを前提に、各社の公表資料を用いて重回帰分析による予測モデルを作成、アナリストによる業績予想のコンセンサスデータを当てはめて試算を行った。なお、業績予想は25年12月時点のデータに基づく。より詳しくは次ページを参照してほしい。

 今回、銀行業界22社のランキングを作成した。その結果、予測年収1000万円超は5社となった。一方で、実績値では1000万円を超えていたある大手3社は、3年後にはいずれも「1000万円割れ」となる衝撃の予測も飛び出した。

 三菱UFJ FG、三井住友FG、みずほFG、三井住友トラストグループ、りそなホールディングス、横浜FG、千葉銀行、めぶきFG、八十二長野銀行、九州FG、ほくほくFG、第四北越FG、西日本フィナンシャルホールディングス、ゆうちょ銀行……各社の3年後の年収はどれくらい増えるのか、あるいは減るのか。一挙に見ていこう。