中国は南太平洋で修正主義を続け、一帯の国々をいじめたり賄賂を贈ったりして台湾との外交関係を断絶させようとしている。9月には、台湾の数少ない同盟国だったソロモン諸島とキリバスが台湾と断交し、中国政府についた。米国の議員らは注目している。上院外交委員会は2週間前、台湾を防衛する「台北法」法案を上院本会議に上程することを全員一致で決定した。同法案の狙いは台湾を孤立させないことだ。米国が台湾と自由貿易協定を結ぶことや、台湾がより多くの国際機関に加盟すること(これに対する中国の妨害は激しさを増している)を目指している。また同法案は米国務長官に対し、外国政府に台湾との関係を強めるよう働きかけるよう指示し、台湾との関係を弱める国への経済・軍事支援を控えるよう促すことになる。