トランプ米大統領は8日、トルコ軍が侵攻を計画しているシリア北部からの米軍撤退を決めたことで議員から反発の声が上がる中、同地域のクルド人勢力を見捨てることはないと主張した。トランプ氏はこの日のツイートで、11月13日にトルコのエルドアン大統領を自国に招待することも明らかにした。だが多くの共和・民主両党の議員からは、トルコがシリアに対する軍事作戦を実行した場合は制裁するべきだとの声が上がっている。トランプ氏は「われわれはシリアを去る過程にあるが、特別な人々であり、素晴らしい戦士であるクルド人を見捨てることは決してない」と述べた。一方で「北大西洋条約機構(NATO)加盟国で貿易相手のトルコとの関係も非常に良い」とした。
トランプ氏「クルド人見捨てず」 トルコ大統領に訪問招請
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