ドイツ東部ハレのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)近くで9日、銃撃事件が発生し、2人が死亡した。容疑者はその後、逮捕された。警察が明らかにした。警察当局の報道官はN24ニュース局に対し、路上で女性1人が撃たれて死亡したほか、ケバブレストランの店内で男性1人が殺害されたと述べた。警察は住民に対し、屋外に出ないよう呼びかけている。報道官はまた、攻撃の深刻さや治安へのリスクから、重罪を担当する連邦検察部署が捜査に当たっていると説明。テロ事件として扱っているかどうかについては確認を避けた。容疑者がユダヤ人墓地で手りゅう弾を投げたとの目撃者情報もあり、調べを進めているという。容疑者が何人いるのかや犯行の動機、他にも負傷者が出ているのかについては、現時点で不明。報道官によると、目撃者の情報から複数の容疑者がいる可能性があるとしている。