米国防総省はサウジアラビアに追加で約2000人を派兵する。また広域防空用の地対空ミサイル「パトリオット」や地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を配備する。中東での軍備をさらに増強し、イランの脅威に対抗する狙いだ。当局者が11日明らかにした。米国は中東で石油タンカーの拿捕(だほ)や攻撃が相次いだことを受けて、7月に派兵を始めた。9月14日にはサウジの石油施設が無人機の攻撃を受けた。この件を巡り、米国やサウジなど同盟国はイランが糸を引いたと非難し、軍備力の増強を加速させている。
米、サウジに2000人追加派兵 ミサイル防衛システム配備へ
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