記者会見で謝罪する神戸市立東須磨小学校の仁王美貴校長(右端)ら
記者会見で謝罪する神戸市立東須磨小学校の仁王美貴校長(右端)ら(10月9日撮影) Photo:JIJI

教員同士のハラスメントは、刑事事件になる可能性が濃厚になった。神戸市須磨区の市立東須磨小学校で教員4人が後輩に暴力をふるい、嫌がらせをしていたとされる問題。被害を受け体調を崩して休職している男性教員(25)が11日、兵庫県警に暴行容疑で被害届を提出した。市教育委員会は加害側の4人について懲戒処分を検討しているが、県警も被害届を受理する方向とみられ、捜査に乗り出す異例の事態になりそうだ。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

教員同士でいじめ?

「先輩教員からいじめを受け、20代男性教員が休職している」。新聞やテレビで初報に触れた方々は、一様に驚いたに違いない。

 今月4日、市教委が記者会見で明らかにした内容によると、男性教員(以下、被害教員)は先輩4人から目や唇に激辛ラーメンのスープを塗られたり、羽交い締めにされて激辛カレーを無理やり食べさせられたりしたと訴えている。

 またLINEで別の女性教員にわいせつなメッセージを送るよう強要されたほか、飲酒の強要や尻をたたく暴力なども確認された。