国家戦略特区をめぐる「疑惑」を報じた毎日新聞とそれに「抗議」する国家戦略特区諮問会議の“バトル”が続いている。
筆者もこの問題で「あらぬ疑惑」をかけられた。それだからというわけではないが、この問題に対する報道姿勢には釈然としないものがある。
戦略特区をめぐる「疑惑」報道
諮問会議は抗議声明
ことの発端は、6月11日の毎日新聞1面トップの報道だった。
「特区提案者から指導料 WG委員関連会社 提案者から指導料200万円 会食も」という見出しで、国家戦略特区のワーキンググループ(WG)の原英史座長代理と「協力関係」にあるコンサルタント会社(特区ビジネス社)が、特区の提案を検討していた福岡市の学校法人から約200万円を受け取り、原氏自身も法人を指導したことや会食したことを報じた。