100兆円来年度予算、「過去最高」は悪いことなのか
高橋洋一
100兆円を超える来年度予算案がまとまったが、「過去最高」の規模に批判的な論調が目立つ。だが名目値の予算額が膨らむのは自然なことで、むしろ…
2019.12.26
元財務官僚の経済学者・高橋洋一が、世にはびこるもっともらしい「俗論」の過ちをズバリ解説。
高橋洋一
100兆円を超える来年度予算案がまとまったが、「過去最高」の規模に批判的な論調が目立つ。だが名目値の予算額が膨らむのは自然なことで、むしろ…
2019.12.26
高橋洋一
臨時国会は、政府・与党にとって目玉の国民投票法改正は実現できなかったが、それ以外の提出法案は成立、日米貿易協定案も承認されたので「2勝1敗…
2019.12.12
高橋洋一
「真水10兆円」の補正予算編成に向けて与党が動きだしたが、公共事業採択基準の国債の金利コストをマイナス金利の現実に合わせて引き下げるよう求…
2019.11.28
高橋洋一
マイナス金利でもインフラ整備が進まないのは公共投資採択基準で国債調達コストを算定する割引率が「4%」と非現実的だからだ。割引率見直しが公共…
2019.11.14
高橋洋一
国債のマイナス金利環境は政府には追い風だ。無利子国債を無制限に発行できる状況に近く、この際に防災などのインフラ整備や基礎研究に対する投資な…
2019.10.31
高橋洋一
国家戦略特区をめぐる「疑惑」を報じた毎日新聞とそれに「抗議」する国家戦略特区諮問会議の“バトル”が続いている。戦略特区制度についての認識が…
2019.10.17
高橋洋一
証券ではコンピューターによる自動取引や超高速取引が中心になり、銀行でも利用者のネットバンキングが広がる。金融ビジネスで人に代わりコンピュー…
2019.10.3
高橋洋一
ゆうちょ銀行やかんぽ生命で投信や保険の不適切な販売が起きたのは、組織のガバナンスの問題以上に「半官半民」で業務を縛られた経営体としての根本…
2019.9.19
高橋洋一
「マイナス金利」と長短金利が逆転する「逆イールド」という状況は金融機関には最悪だが、投資には絶好の機会だ。国債発行による政府支出はインフラ…
2019.9.5
高橋洋一
米国が中国を「為替操作国」に認定したのは、貿易戦争にとどまらず、資本自由化をてこにして中国に本格的な構造改革を迫り、共産党体制の基盤を揺る…
2019.8.22
高橋洋一
慰安婦を表現した少女像などを展示した愛知県などが主催する企画展が開幕して3日で中止になった。過去に展示不許可になった作品を集め「表現の自由…
2019.8.8
高橋洋一
闇営業で反社会勢力から金を受け取り契約解除されたお笑い芸人が独自で会見し、所属先の「会見封じ」を告発して以来、批判は会社側に向けられている…
2019.7.25
高橋洋一
消費増税などを争点に参院選が始まったが、公示直前の党首討論会で面白かったのは、歳費削減に関連して維新と共産党の間で行われた国会議員の「文通…
2019.7.11
高橋洋一
党首討論は「年金の安全」に集中したが、議論すべきは「ホルムズ海峡の安全」の問題だ。イラン情勢が緊迫する中で、トランプ大統領は「安保ただ乗り…
2019.6.27
高橋洋一
老後に2000万円が不足するという金融庁の報告書をめぐって、野党は「公的年金の安心」が崩れたと、参院選の争点にする構え。だが長期安定で設計…
2019.6.13
高橋洋一
財政赤字が拡大し続ければ「財政破綻」が起きると「財政再建至上主義」の財務省や財政健全派の学者が言い続けてきた。その通りになっていないのは、…
2019.5.30
高橋洋一
リフレ派と財政赤字を積極容認する「現代貨幣理論(MMT)」の支持者が“同一視”されるのは、財務省などの消費増税をしたい勢力が理論武装の弱い…
2019.5.16
高橋洋一
「平成」を振り返ると、過剰な金融引き締めや5%消費増税、リーマンショックの対応の遅れなど、財政金融政策の間違いが経済を混迷させた要素が強い…
2019.5.2
高橋洋一
ふるさと納税制度が定着し始めている一方で、返礼品規制など国からの干渉や介入は相変わらずだ。多額の寄付を集めた4市町村に対し2018年度の特…
2019.4.18
高橋洋一
大阪府知事・市長の「ダブル選挙」は「大阪都構想」が焦点になっているが、近畿圏の活性化では大阪万博・IRも注目されていい。IRは“国際観光拠…
2019.4.4