中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が16日発表した1-9月期の売上高に基づくと、7-9月期(第3四半期)は売上高の伸びが加速したとみられる。米政府からブラックリストに載せられたことによる影響は限定的だったもようだ。1-9月期のスマートフォン出荷台数は前年同期比26%増の1億8500万台だった。同社は韓国サムスン電子に次ぐ世界第2位のスマホメーカー。ファーウェイは5月、米商務省から安全保障上の懸念がある「エンティティー・リスト」に指定され、米国からの技術購入が制限されているが、今回の決算はその影響が限定的だったことを示した。トランプ大統領は一部のライセンス付与を承認したが、実際のライセンス付与はまだ行われていない。
ファーウェイ、制裁の影響は限定的 増収ペースが加速
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