3位のローツェは年収820万円
広島で中国電上回るがブレ大きい

 3位は広島県が本社の半導体関連装置メーカー、ローツェ。年収は820万円。4位の中国電力(772万円)、9位で中国電力系の電気工事会社、中電工(702万円)を押さえ、広島県で年収トップとなった。

 ただ、ローツェの年収は年度によってブレが大きい。18年度は上記の通り820万円だが、17年度は690万円(中国電力は778万円、以下同)、16年度は821万円(777万円)、15年度は613万円(779万円)、14年度は561万円(764万円)となっている。

 ローツェのIR(投資家向け広報)担当者は「業績によって賞与が変動するため」と説明している。

 このほか、広島県に本社がある有力企業、中堅自動車メーカーのマツダは676万円で15位だった。

 高知県からはトップ10に2社がランクインした。アルミ電解コンデンサー用セパレーター(絶縁体)が主力のニッポン高度紙工業は、721万円で6位。強力吸引作業車で国内首位の兼松エンジニアリングは、706万円で7位だった。強力吸引作業車は、道路の側溝清掃や建設現場での汚泥吸引などに使われている。

 トップ10には入らなかったが、徳島、山口、愛媛、島根の4県で年収が高い会社をそれぞれ見ていこう。いずれも地方銀行がトップとなっている。

 徳島県で最も年収が高い上場企業は、11位の阿波銀行で694.3万円。山口県は、13位の山口フィナンシャルグループで680万円。山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の持ち株会社である。

 愛媛県の年収首位は、伊予銀行である。年収は669万円で、16位だった。島根県は山陰合同銀行が651万円で、21位だった。

(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)

Banner designed by Noriyo Shinoda

>>50位まで掲載【完全版】を読む